自転車文学研究室 CyclotourismeJP

アクセスカウンタ

zoom RSS 『カンパニョーロ完全読本』

<<   作成日時 : 2008/10/24 18:20   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 7

画像

刊行されてから半年ぐらい経っているんですが、
最近あらためていろいろ読んで、私にはかなり面白かったムック。
『カンパニョーロ完全読本』(竢o版社 本体1500円プラス税)。

ヴィチェンツァ本社工場(ヴィチェンツァ、と読むとは今回初めて知った)の
様子もけっこう詳しく取材されていて、
フムフムこういう具合に作られてるのか、と興味津々でしたな。

現在のラインナップはもちろん、75年の歴史もなかなか
突っ込んで書かれていて、歴史を概観する部分だけでも14pある。
その部分には、1933年製のクイックレリーズハブとか、
初のパラレログラム式フロントディレーラーとか、
懐かしのデルタブレーキなどなど、
のけぞるような名品の小解説も散りばめられており、
気がつくと、小さな写真を息を呑んで見たりしてました(^^)。

上記と別に、リヤディレーラー全解説というコーナーも14pあって、
あの「グランスポルト」から「Cレコ」経由で、近年のモデルに至る。
こういう解説からはだいたい外れることの多い、
「グランツーリズモ」や「980」や「ヴィクトリー」あたりが載っているのも
うれしいですね。14pで35点以上載っており、
レコード系は全体写真だけでなくて、機能や構造の説明用に
別角度の部分写真も掲載されておりましたよ。

カンパの真似系パーツについても4pのコラムがあり、
「ゼウス・クリテリウム」も登場してます。
そのほか、レコードのチェーンホイールについても、
1958年のものから2007年モデルまで、4p割かれてました。

画像も非常に美しく撮れてますね。
コマーシャル・フォトの熟練したプロによる撮影でしょう。
相当な点数があるのに、ここまで集中力を持続できるのはさすが。

というわけで、少なくとも私にはかなり愉しめました。
しかし世の中は広く、国内にも
カンパニョーロの生き字引的な人もいらっしゃるようだ。
そういう特別な碩学の方を除けば、かなり多くのカンパファンに
とって面白いムックであろうと思います。
現在のカンパニョーロを伝えることに主眼があることは間違いないけれども、
歴史的なものにも、上記に記したようなボリュームが割かれております。

蛇足だけれど、アマゾンでは
「なか見! 検索」の対象となっているので、
目次やページの一部も閲覧できるようです。




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
私も先月買いました。カンパニョーロって自転車界のフェラーリみたいな会社ですね。次に自転車を組む時はカンパで、と思ってしまいました。(ヴェローチェか、頑張ってケンタウルぐらいで…。)
それにしても昔のポリッシュパーツは美しいですね。「御神体」などと呼ばれるのがわかる気がします。
黒森乗男
2008/10/24 21:40
黒森乗男様、
コメントありがとうございます。
確かにかつてのカンパには、
手作り少量生産的なオーラがありました。
上級機種を中心に仕上げの品質も良く、
精度や耐久性の評価も高かったです。
当時の多くの自転車少年たちにとって
「レコード」は夢のような部品でしたが、
現代のコンポーネントにも、
カンパならではの魅力的な存在感は
受け継がれていると思います。
白鳥和也
2008/10/24 23:01
いつかはカンパで。
たぬきさん
2008/11/03 13:36
私も今のカンパを使ってみたいです。
白鳥和也
2008/11/07 01:35
歴史ある時代物のカンパをお使いになっている白鳥さんがうらやましいです。いろんな記憶と共にある道具たち。素敵です。
たぬきさん
2008/11/10 19:08
こんな本 あるんだ〜
アルキメデス
2009/08/07 17:21
私にはかなり面白かったです。
白鳥和也
2009/08/07 20:07
『カンパニョーロ完全読本』 自転車文学研究室 CyclotourismeJP/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる