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zoom RSS 30年後の世界

<<   作成日時 : 2017/05/11 12:50   >>

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1982年に公開され、
その時点での興行成績はたいしたことなかったらしいが、
一部に伝説的記念碑となったSF映画があった。

リドリー・スコット監督の『ブレードランナー』だ。

当時は、美大生とか、大友克洋の漫画を好んで読んでいる層とか、
ハイブローなカルチャーにシンクロする層に
大うけしたことをよく記憶している。

     ●

10月に公開が予定されているという新作は、
『ブレードランナー 2049』。

つい数日前からトレーラー(予告編)の拡大版が公開され、
なかなかのアクセスを集めているらしい。

リドリー・スコットが製作総指揮を担当し、、
『メッセージ』で話題になっている気鋭のドゥニ・ヴィルヌーヴが
監督を務めるとすれば、本気の度合いは充分知れる。

最初にその報に接したときは、
それアリかなあ、と思ったもんだが、
ハリソン・フォードも出演するもようだ。

30年後のデッカードとして。

     ●

こういうケースは、最近では『スター・ウォーズ エピソード7』でもあるし、
もう少し前には『インディ・ジョーンズ』にもあった。
『インディ・ジョーンズ』では、ハリソン・フォード演ずるインディの過去と現在だけでなく、
インディの父親役として老成したショーン・コネリーも出演していた。

俳優の、俳優としての寿命が延びているというべきか。

     ●

それも単に、新しい答えが見つからないから
苦し紛れにリメイクし、
ベテラン俳優を引っ張り出す、というだけには見えない。

さまざまな事情があったとしても、
ごく一般的に言って、
老境に達した人をヒーローとしてリスペクトするような
カルチャーはこれまであまり見当たらなかった。

それは単に映画の作りかたが変わった、というだけでなく、
人々の人間観が変わり始めていることとシンクロしているのだろう。

     ●

自分も半世紀以上生きてきたことからすると、
30年前なんて、ほんのヒヨッコだったことがよくわかり、
もっと上の人から見れば、50歳だってそうなんだろうと思う。

     ●

すでにDNAのメカニズムがだいぶ理解されてきたので、
人類と加齢の関係は、今後のパラダイム転換の中で
大きく変化するであろうが、
こういうムーヴメントはその先駆けのようにも思える。

     ●

ナマステ。ピース。アドナイ。










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