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<<   作成日時 : 2017/03/24 16:05   >>

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10年前に欲しかったもので
今でも欲しいものはあるけれど、
なぜか、高額なものが少なくなった。

いや、家とか土地とかは別の話で。
しかしまあこれも、
豪華なマンションとか邸宅とかはもともと興味ない。

田舎のリノベーションで充分という感がある。
家が欲しいというより、
楽器がせいせいやれて工作もできる屋内ガレージがありゃいいな、
というレベルだね。

     ●

物体としちゃ、四輪車あたりがいちばん大きいのだろうが、
このあたりも以前はアルピーヌのV6 GTAとか、
ドアが腐って落ちる心配のないセブンとかだったのが、
最近では、もはやスポーツカーにはほとんど興味がない、
という感じになっちまった。

手間のかかる車はもう面倒だし、
いちいち気にしていられないのである。

マニュアルのエッセのいい出物がないかとか、
ケッパコはいいなあ、という感じになってしまった。

     ●

楽器は多少は贅沢をしたいので、
以前は100万円くらいのクラシックギターを考えたことがあったが、
今じゃ普及クラスのフルートが欲しい楽器の筆頭。

     ●

アキュフェーズのアンプが欲しいと思った時期もあった。
それが真空管アンプでも、まあ似たようなものだけど、
そっちのほうもだんだん枯れてきて、
そもそもオーディオを聴く時間があれば、
楽器の練習をするようになってしまったからだ。

ジャンル違いだけど、
その分欲しくなったのは
ペトロマックスの加圧式灯油ランタンとかね。

     ●

セージのフライロッドとか、
オプティマスのガソリンストーブとか、
ほかにも欲しいものはあるんだけど、
どれも皆ほとんど、道具なのだ。

自転車関係としてはGOKISOのホイールぐらいだね。
デモンタブルが欲しいのも事実だけど、
今すぐどうしても、というわけじゃない。

     ●

こうやって考えてくると、
欲しいものの大半は野外に行くためのものか、
音楽系のものなのである。

要するに「使ってナンボ」のものなのだ。

     ●

物体自体にはもうそれほど興味が持てなくて、
それで何をするかが問題なのである。

楽器だって練習する時間がなけりゃ上達しないしね。

音楽というのもどこか旅に似ていて、
努力を続けていれば、
ある日突然、違う視界が開ける。

こればっかりはやってみなけりゃわからない。

天才や非常な努力家は、20歳くらいで
かなりの境地に達するのだろうと推測するが、
私なんかは本当に楽器が面白くなってきたのは50歳を過ぎてからだ。

やめなくて良かった、と思ったのはだから最近なのである。

     ●

それで、ちょっとは上達したかと思って、
録音してみると、けっこうガックリきたりする(^ ^)。

それだけ録音で外から
自分を突き放して聞いてみるというのはいい練習なのだ。

楽器というものがいかに難しいか、よくわかる。

     ●

そういうことがわかると、物事をなめなくなる。

世間の多くの人は
「ピアノが弾けるような人は、なかなか器用なんだな」
ぐらいにしか思っていない。

そういう人もいないわけじゃないだろうが、
プロになったり、人を喜ばせるくらい上手に弾ける人は、
人前に立つ前に、それこそ、
いやというほど練習をしているのである。

やってみたことのある人はわかるだろうが、
楽器の練習を一生懸命やっていると、
あっと言う間に3時間くらい経っちゃうのだ。

何度も壁に突き当たる。

教育的ピアニストとして名の知れた人でも
「とぼとぼとやっているんですよ」と言うくらいなのだ。

     ●

近道はないということだ。

自転車道楽だってそうなんだからね。

     ●

50代も後半になってみて気がつくのは、
近道が好きな人からは互いに自然に遠ざかるようになり、
遠回りをいとわないやつらが仲間になったということだった。

カネを積めば、
ルネ・エルスでもフェラーリでもレクサスでも買える。

しかし仲間はカネでは買えないし、
ギターで自分のフレーズを作ることも同じだ。

     ●

生きるということには、
すべてどこかに「旅」の要素が入っている。

遠くへ行くの行かないのということではなくて、
その人が旅人かどうかは、
その人の生き方を見ればわかる。

     ●

ナマステ。ピース。アドナイ。










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